【お洒落スナップ/東京編その4】 ダブルジャケットをさらっと着こなすコツとは?
大人の貫禄が示せて、さらに華やかな印象を楽しめるジャケットといえば、やっぱりダブルでしょう。今回の日本人スナップ企画では、そんなダブルの手練れたちを激写してきました! モテる大人のリアルSNAP 2024春編
イマドキなダブルはリラックスがキーワード
ビジネススーツでは、堂々とした印象を与えられるダブルブレスト。でも、実はカジュアルでも有用なジャケットなんですよね。シンプルなコーデでも、ダブルのジャケットなら貫禄と華やかさをアピールできるから。今回はそんなダブルの着こなしを、人気セレクトショップのスタッフに披露してもらいました。 実は今回スナップした方々には、ある共通点が。それが、リラックス。貫禄のダブルを、柔らかな仕立てや抜け感のある着こなしで、リラックスした雰囲気に見せているんです。そこから漂う大人の余裕は、女性からの評判も上々のはずです!
◆ 石川 晃さん(ストラスブルゴ 東京ミッドタウン店/スタッフ)/大人の余裕と色気のあるシン・アメトラ
ネイビー無地のダブルに、オフ白パンツ、そして足元はタッセルローファーと、アメトラな着こなし……かと思いきや、ブランドはオールデンのローファー以外はすべてイタリアです。「アンコンのジャケットをはじめ、B.D.シャツじゃなくニットを合わせるなど、イタリア的な柔らかさを意識」と石川さん。首元の柄スカーフによる色気演出にも注目です。
ボストンタイプのメガネはコンビ使いが見どころ。テンプルはゴールドカラーで、スカーフと色リンクを。
◆ 町 直哉さん(バーニーズ ニューヨーク 六本木店/シニアセールスアソシエイト) /随所に良い意味での裏切りを注入
ベルベストのダークネイビースーツは、ロロ・ピアーナ社製のタスマニアンウールを採用するとあって、その生地感は実に軽やか。「ニードルズのオープンカラーシャツを合わせて、リゾートな雰囲気に」(町さん)。そんなシャツの素材もレーヨンで軽やか。一方、バッグやシューズは黒レザーで、あくまで都会顔にまとめます。
ロレックスの「サブマリーナ」をはじめ、ジュエリーはゴツめ。これもまた、クラシックなスーツとのギャップ狙い。