大谷翔平の”お礼”はどうなる（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　ドジャース・大谷翔平投手（29）の命を救ったバットボーイが脚光を浴びている。 　大谷が2試合連続先頭打者弾となる25号を放ち、球団新記録の10試合連続打点をマークした26日（日本時間27日）のホワイトソックス戦の3回。E・ヘルナンデスが放ったファウルボールが大谷のいるドジャースベンチに猛烈なライナーで向かってきた。慌てて逃げる大谷の前にいたのが長年ドジャースでバットボーイを務めているハビエル•へレーラさん（38）で、何食わぬ表情でボールを素手でキャッチ。大谷はヘレーラさんが捕球したことに気付くと笑顔で感謝を伝えた。MLB公式インスタグラムがアップするとこの〝ミラクルキャッチ〟は一気に拡散された。 　米メディアは「7億ドルの男の命を救った」「ヘレーラが大谷とドジャースのシーズンを救った」「バットボーイには昇給が必要」…と一斉にヘレーラさんをたたえた。そんな中、スペインメディア・マルカは「ハビエル・ヘレーラは自らの命をかけてドジャースを救った」と称賛し「あの子に昇給を。彼は大谷翔平を救ったんだ。大谷が有名な背番号17と引き換えにチームメートのジョー・ケリーに与えたように、彼はポルシェをもらえるかもしれない」というSNSの投稿を取り上げるなど、大谷の〝お礼〟に早くも注目が集まっている。