M-1決勝4回芸人 今回外れた審査員に「絶対ほしい。自分で断ったよね」刷新9人には「演者は逃げ場なくなった」
お笑いコンビ、スーパーマラドーナが15日、YouTubeチャンネルに動画をアップ。22日にテレビ朝日系で放送される漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」の審査員が発表されたことに私見を述べた。 【写真】審査員を外れたことに武智が首をひねった超人気芸人 今年の審査員は礼二(中川家)、石田明(NON STYLE)、塙宣之(ナイツ)、海原ともこ(海原やすよ ともこ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、哲夫(笑い飯)、山内健司(かまいたち)、若林正恭(オードリー)の9人。柴田、山内、若林の3人が初めての審査員を務める。その一方で芸能活動休止中のダウンタウン松本人志、山田邦子、サンドウィッチマン富澤たけしが外れた。 コンビとして2015年から4年連続で決勝進出し、その後もM-1への熱い思いを持つ武智は富澤が審査員を外れたことについては首をひねった。 「富澤さんはたぶん、自分で言ったよね、これ。絶対ほしいし、テレビもめっちゃ出てるし。こないだの『THE MANZAI』を見ても、相変わらず面白い漫才、バリバリやってましたし。やっぱりイヤやったんかな。イヤというか、もう疲れたというか」とオファーがあったにもかかわらず、断ったはずと話した。 かつて審査員を務めていたオール阪神巨人の巨人が勇退したときの「今の若い人の漫才が、よく分からなくなった。99%理解できたとしても、1%理解できへんことがあったら、審査員やったらアカンと思うねん」という発言を引っ張り出し、「富澤さんはそんなことないでしょう」と不思議がった。 それでも世代交代を印象づけた今回の9人に関しては「バランスがいい」「文句のつけようがない」「演者は納得せざるを得ない。逃げ場がなくなった」と最先端の漫才で勝負する現役芸人が名を連ねたことを評価。「今のM-1戦士と存在が離れているのがいい。ボクらの時は同期の石田が審査員だったり、よく飲みに行く笑い飯・哲夫さんがいたり」と自身が出場したときに感じたやりにくさをこぼした。