地震前の街並み ジオラマで再現目指す
北陸朝日放送
七尾市御祓地区で、地震前の街並みをジオラマで再現する取り組みが 進められています。 「記憶の街ワークショップ」という今回のプロジェクト。 七尾市御祓地区の住民と、神戸大学で建築を学ぶ学生が協力し、 18日からジオラマを制作しています。 地震前の街並みを再現し、次の世代につなげようと企画されました。 学生が住民から建物のあった場所を聞き取り、 発泡スチロールのような素材で模型を作ったあとジオラマに配置します。 その後、建物の名前などが書かれた旗を模型にピン止めし、 少しずつ住民の記憶を形にしていきます。 公園は緑、桜並木はピンクの色を付けるなど、 細かい部分にもこだわって仕上げています。 ジオラマは500分の1の縮尺で11月24日に完成します。 12月からは市内の商業施設、パトリアで展示される予定です。