【写真：Getty Images】

　最新の各国のFIFAランキングではサッカー日本代表が16位、韓国代表が23位となっている。韓国メディア『nate』は現地時間21日に、アジアトップに返り咲くためのプランを語るホン・ミョンボ監督のコメントについて報じていた。 　 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位～100位 今月行われたW杯アジア最終予選で中国代表を7-0、バーレーン代表を5-0と破った日本代表。その影響もあり、今回発表されたFIFAランクでは前回の18位から16位と2つ順位を上げている。一方の韓国代表は、パレスチナ代表と引き分け、さらにオマーン代表には後半の得点で3-1と辛勝という状況だった。そのため今回発表されたFIFAランクでも、前回と変わらず23位のままとなっている。 　さらにはイラン代表が韓国代表を上回る19位につけており、韓国代表は日本とイランに次ぐアジア3位だった。しかし、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督はアジアトップに返り咲き、W杯で結果を残すために大韓サッカー協会が掲げている「MIK（メイドインコリア）プロジェクト」に自信を持っているようだ。 　同監督は、「全世界のサッカーが急速に進化している。この進化に適応することも重要だが、技術、精神、文化的側面を合わせる私たちだけのサッカー哲学も持たなければならない。韓国の哲学に、ヨーロッパで活躍している選手たちの技術を組み込むことができれば良い成績が可能である」と、自国が掲げているプロジェクトの内容について言及。 　そして、「アジア最高の国は韓国になる」と言葉を続けた上で、「韓国選手団の競争力は世界的にも十分だ。部分的な改善よりは、固有のサッカー哲学と文化に基づいて、選手たちが最高の試合を繰り広げられる適切な環境を作り上げなければいけない」と、自国がアジア、そして世界で活躍するために必要な要素を強調していた。