【エリザベス女王杯 GⅠ血ェック】レガレイラ『S』評価 父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系が圧倒的強さ
京都開催の2014~19、23年は馬券圏内のべ21頭中17頭が父サンデーサイレンス(SS)系と圧倒的な強さを誇る。うち9頭が母の父ノーザンダンサー系(ND)系である点も強調すべき材料だ。 S評価はレガレイラだ。3歳世代が初年度産駒のスワーヴリチャードを父に持つSS系。父父ハーツクライの産駒には2018年Vリスグラシュー、14&15年2着ヌーヴォレコルトがおり、当レースとも好相性だ。また、3代母には名繁殖牝馬ウインドインハーヘア。同世代のいとこに菊花賞馬アーバンシック、桜花賞馬ステレンボッシュがいるトレンドの血統だ。母の父がND系のハービンジャーである点もプラス要素。昨年のブレイディヴェーグに続いて3歳馬が勝利する可能性は大いにある。 サリエラは14年Vラキシス、15年Vマリアライトと同じSS系のディープインパクト産駒。全姉サラキアは5歳で当レース2着に好走しており、同じく5歳を迎えた本馬にも期待が高まる。 ライラックは父がSS系のオルフェーヴル。19&20年連覇のラッキーライラックと同じ父で、母の父ミスタープロスペクター系という点も共通している。阪神開催の22年2着、昨年4着と健闘を続けており、今年もマークが必要だ。