<戦隊大失格>斬新な主人公 小林裕介は“モブ”戦闘員Dをどう演じる? 「絶対に格好よくしない」
「演じている時は、本当にこれでいいのかな?と迷うこともあったのですが、映像を見ると、こういう演出だったのか、お芝居がこう料理されるのか……と気付くこともあって、そこが面白いところでした。さとう監督の感性は本当にすごい。音楽もすごく好きで、決めのシーンで、ヴィランが登場するような音楽が流れたり、違和感があるのですが、その違和感が面白いんです。極上です」
「戦隊大失格」は、画(え)、芝居、音楽などを調理することによって“極上の料理”に仕上がっているようだ。
「テンポのよい会話もあれば、間を重視したコメディー、コントみたいなところもあります。毎話毎話、見え方が変わり、いい意味で期待を裏切ってくれるはずです。Dはああいうキャラクターなので、見ていてフラストレーションもあるかもしれませんが、しっかり伏線が回収されるので、楽しめることは間違いないです。子供も大人も一緒になって見ていただきたいです。子供が見たら、どう思うのかな? 『Dがかわいそう』と思ってもらえたら、僕たちのやってきたことは正解になります。Dは不服でしょうが(笑い)」
“格好よくない”主人公・戦闘員Dの活躍に注目してほしい。