日本のアニメ映画で「最も高い売上」を出したのはどの作品? 「平成」と「令和」それぞれの映画を教えて!
令和のアニメ映画ベスト5
ジブリ作品が多くランクインした平成ですが、令和のアニメ映画の興行収入はどうなっているのでしょうか。 1位:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年/約404億円) 2位:ONE PIECE FILM RED(2022年/約197億円) 3位:THE FIRST SLAM DUNK(2022年/約158億円) 4位:名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年/約157億円) 5位:すずめの戸締まり(2022年/約147億円) ※()内は公開年/興行収入 ※現在も上映中の映画もあり(2024年10月2日現在) ランキングは平成とは大きく変化し、1位にはTVアニメも大ヒットしている「鬼滅の刃」が入りました。 ■「鬼滅の刃」がヒットした理由 鬼滅の刃は、アニメ制作会社のufotableが手がけた作品です。映画の公開より先に放送されていたTVアニメが大ヒットし、映画が公開されるとわずか10日で「千と千尋の神隠し」が公開から25日で打ち出した興行収入100億円を突破する大記録を打ち立てたことから話題となりました。 ufotableが手がける作品は、美しい映像で観客を作品の世界に引き込みます。また昨今のネット配信サービスがメジャーになった影響もあり、テレビ放送を見逃していた多くの人が、話題になっているTVアニメ版の鬼滅の刃を視聴できたことが奏功し、知名度を上げたことも映画がヒットした要因と考えられます。
日本が誇るアニメ映画を楽しもう
令和のアニメ映画ヒットの要因として、アニメの大衆化がさらに進み、より多くの人がアニメ映画を観るようになったことが挙げられます。またSNSが普及し、かつてよりも口コミが拡散されるようになったことで、話題になった作品により多くの人が集中するようになったこともヒットを生む理由といえるでしょう。 普段アニメ映画を観ない方も、ストーリーだけでなく、最新技術を用いた美しい映像を体感しに映画館へ足を運び、ヒット作を楽しんでみてはいかがでしょうか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部