暴走行為の様子（滋賀県警提供）

　滋賀県彦根市で7月、蛇行や信号無視などの危険な運転をするバイクに同乗したとして、警察は、男子中学生（14）を含む少年3人を書類送検し、捜査を終結したと発表しました。

暴走に使用されたバイク（滋賀県警提供）

　道路交通法違反（共同危険行為等の禁止等）の疑いで書類送検されたのは、近江八幡市の男子中学生（14）と、いずれも無職で15歳の少年2人です。 　男子中学生らは7月28日午前2時ごろ、彦根市内で、すでに道交法違反の疑いで逮捕されている男子高校生（16）やアルバイト店員の男（31）ら10代から30代の4人が、バイクで信号無視や対向車線にはみ出す蛇行運転をした際、そのバイクに同乗した疑いが持たれています。 　警察に対し男らは「警察官に追いかけられるスリルや爽快感を味わうためだった」と話していて、23日に書類送検された少年3人を含む7人全員が、容疑を認めているということです。