ホンダ「スーパーカブ50」生産終了を発表 期間限定で記念モデル発売
ホンダは1日、原動機付き自転車のうち、総排気量50㏄以下の原付き1種「スーパーカブ50」の生産を2025年5月に終了すると発表した。同年に適用される新たな排ガス規制への適用が難しいと判断した。 原付き2種「スーパーカブ110」は生産を続ける。ホンダは「スーパーカブシリーズは、今後も幅広いお客様に愛用されるロングセラーモデルとして生活をより豊かにする提案を続けていく」とコメントした。 ホンダは生産終了にあたり、往年のスーパーカブをイメージした記念モデルの「スーパーカブ50・Final Edition」を期間限定で販売する。受注期間は8~24日。 「スーパーカブ」シリーズは、累計1億台以上生産されたホンダのバイクの象徴。1958年発売の初代「スーパーカブC100」は、創業者の本田宗一郎氏が誰もが使える50㏄クラスの小型二輪車を目指し完成させた。生産・販売拠点を世界へ広げ、17年には世界160カ国で販売された。【秋丸生帆】