“71年ぶり”の関西ダービー G大阪は9大会ぶりの頂点へ 神戸は5大会ぶりの王者奪還なるか【サッカー天皇杯決勝】
天皇杯の決勝が23日、国立競技場で開催されます。 2015年度以来9大会ぶりの優勝を狙うガンバ大阪は、準決勝で横浜F・マリノスに勝利。1-2と劣勢で迎えた後半のアディショナルタイムにDF中谷進之介選手のヘディングシュートが決まり土壇場で同点へ。その後の延長戦は両者譲らずの展開が続きましたが、再び後半のアディショナルタイムに前線へ上手く抜け出したFW坂本一彩選手がドリブルから左足でシュートを流し込み、逆転に成功。4年ぶりの大一番へと駒を進めました。 一方のヴィッセル神戸は、京都サンガF.C.に勝利。1-1で迎えた後半5分、FW佐々木大樹選手が倒され、VARオンフィールドレビューの末にPKを獲得。キッカーを務めた佐々木選手は、一度は相手GKに阻まれますが、跳ね返ったこぼれ球に再び佐々木選手が反応し、決勝のゴールネットを揺らしました。先日引退を発表した元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタ氏も在籍した2019年度以来5大会ぶりのファイナル進出を決めました。 関西勢同士の決勝は、全関学と大阪クラブが対戦した1953年以来、実に71年ぶり。出場88チームの頂点に輝くのはどちらのチームでしょうか。
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