ドーピング検査で陽性反応…チェルシー、ムドリクはチームを離脱へ。マレスカが現状を説明「距離を置く必要がある」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、ドーピング検査で陽性反応が出たミハイロ・ムドリクについて「距離を置く必要がある」と見解を口にしている。 現在23歳のムドリクは、母国ウクライナのシャフタール・ドネツクでプロデビュー。2023年1月にチェルシーへと8年半契約で加入すると、昨季からはクラブの10番を託され、今季もここまで公式戦15試合出場3ゴール、5アシストを記録している。 ただ、チェルシーは17日、クラブ公式サイトでムドリクのドーピング検査に関する声明を発表。ドーピング検査で陽性反応を示し、先週から暫定的な出場停止処分を受けることになった。 『ESPN』によると、今回の禁止薬物はメルドニウムだった模様で国外滞在中に投与されたとのこと。クラブは「彼が意図的に禁止薬物を使用したことは一度もない」と主張しているが、現在ムドリクはチェルシーによる調査も受けており、イングランドサッカー協会(FA)によって有罪と判断された場合、複数年の出場停止処分を受ける可能性がある。 マレスカは現在のムドリクの状況について「現時点では、この状況から少し距離を置くことも良いことだ。最後に彼と話した時、私たちは彼をサポートしようとしたが、今は待っている状態だ」と主張。結果が出るまでチームを離れることが決まったようだ。