夏も冬もエアコン必須なので電気代が高くて家計を圧迫しています。電気代が安いエリアがあれば将来的に引っ越したいのですが、エリアごとに電気代は変わるのでしょうか?
※総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2023年」をもとに筆者が作成 二人以上世帯の電気代は、単身世帯の約2倍です。全国平均より低いエリアは、関東、近畿、九州、沖縄で単身世帯と同様です。
エアコンの電気代を節約する方法
エアコンの電気代を節約する主な方法は、次のとおりです。 ・室外機の周りに物を置かない ・必要なときだけ使用する ・フィルターを定期的に掃除する ・適切な温度設定にする 経済産業省 資源エネルギー庁の「無理のない省エネ節約」によると、冷房(設定温度28℃)を1日1時間短縮すると約580円、暖房(設定温度20℃)の場合は約1260円の節約が見込まれます。 フィルターを月に1~2回掃除することで、掃除をしないフィルターのエアコンと比べて、電気代が約990円節約できます。
無理のない範囲でエアコンの節電を意識しよう!
電気代は地域によって異なり、安いエリアと高いエリアがあります。そのため、電気代が安い地域に引っ越すことで節約できる可能性がありますが、将来的にもその地域が安いままであるとは限りません。現在は電気代が高いエリアでも、将来的には安くなる可能性もあります。 電気代を節約したい場合は、まずエアコンの使い方を見直すことが大切です。フィルターを定期的に掃除するなど、日常の使い方を工夫し、電気代を削減しましょう。 出典 総務省統計局 家計調査(家計収支編) 経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部