齋藤健氏、当選同期の小泉進次郎氏について言及「純粋に国を考えている方」 出馬会見は「非常に力強かったし、冷静で非常によかった」と評価
自民党総裁選出馬への意欲を見せている齋藤健経済産業大臣が、すでに正式に出馬表明している小泉進次郎元環境大臣について語った。 【映像】元野球部の小泉氏が華麗なグラブさばきを披露(実際の映像) 齋藤氏は2009年に比例南関東ブロックで初当選。自民党が大敗して野党に転落する状況下での当選で、同期はわずか4人。その1人が小泉氏だ。 議員1年生当時について、国会対策委員会や議員運営委員会、本会議などで常に小泉氏を含めた4人で行動していた振り返り「そういう意味で小泉氏の考え方とか思いはよくわかっていますし、非常に純粋に国のことを考えている」とコメント。 小泉氏の出馬表明会見については「非常に力強かったし、受け答えも冷静で非常によかった。伝わるものがあったのではないか」と評価した。 「齋藤氏のほうが勝っている部分は?」という質問に「官僚経験も長く、それから政治家としてもさまざまな経験をさせてもらった。物事を動かすためには、いいことを言うだけじゃ動かない。どのタイミングで、どういう言い方で、誰に言えば動くのかがしっかりわかってないと恐らく言っても動かないと思う。その辺で私の経験は役に立つところがあるかもしれない」とアピールした。 政治ジャーナリストの青山和弘氏は「小泉氏の会見って内容がすごい。まさにフルスイング。しかもそれを1年以内にやると言っている。解雇規制の見直しや夫婦別姓の法案を出すなど」と評価しつつも「ただ、小泉氏を支持している議員でさえ『彼は自分をこれで追い込んでしまったのでは』と。1年経ってできていなかったら、責任取れと言われる」と指摘。 この点について青山氏が意見を求めると、齋藤氏は「ものすごくハードルが高い」としながらも「だから解散をしてすぐ、その点について信を問うんだというのが小泉氏の、『進めるための手法』なのだと思っています。解散して『民意はこうじゃないか』と、党内の反対派に言えるように。だからこのテーマを掲げて早期解散をするのが戦術なのかなと」と私見を述べた。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部