日本酒 需要が高まる米国で、缶入り日本酒に賭ける日本発スタートアップ蔵元
レストランやイベント会場での取り扱いを目指す
稲川氏は、D2Cの成長だけではこの業界に大きな変化をもたらすのには十分ではないため、今年の目標は缶入り日本酒を有意義に扱ってもらえる卸売取引先にサマーフォールを紹介することだと語る。そのような取引先とはイベント会場や規模の大きい屋外施設のあるバーやレストランだ。ほかには、フルバーは設置してないものの、アルコール入りセルツァー以外のレディ・トゥ・ドリンクのプレミアム飲料を提供したいと考えている施設での販売の機会などがある。 「人々は日本酒をフォーマルな状況において目にすることが多いので、日本酒をレディ・トゥ・ドリンクとしてスタイリングすることはその状況以外で日本酒を披露するのに役立つ」と稲川氏は語った。 [原文:As U.S. sake demand rises, new brand SummerFall bets on ready-to-drink cans] GABRIELA BARKHO(翻訳:ぬえよしこ、編集:分島翔平)
編集部