<センバツ高校野球>県21世紀枠 甲府城西が推薦校に 地域活動を評価 /山梨
山梨県高校野球連盟は7日、来春の第97回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」県推薦校を、甲府城西(甲府市下飯田1)に決定した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 甲府城西は1997年創立の県立校で、部員は女子マネジャー3人含め26人。今秋の県大会ではベスト4に進出した。 グラウンドを他部と共用しており、平日に1面すべて使えるのは週1日だけという環境で、工夫して練習している。スポーツ少年団の小学生と実戦練習などをして野球の楽しさを伝えている点や、学校近くでの清掃活動を週1回行っている点などが評価された。 根津敦司部長(36)は「目指しているのは、地域に愛されるチーム。選手たちはまじめに練習に取り組んでおり、喜ぶだろう」と話した。 21世紀枠は、全国9地区ごとに、推薦校の中から選ばれた各1校の候補校が12月13日に発表され、来年1月24日の選考委員会で出場校2校が決定する。【宮田哲】