ビデオ通話で警察手帳を見せ 県内で詐欺電話相次ぐ 警察が注意喚起【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
スーツを着た男が警察手帳を見せています。刑事ドラマではありません。岩手県内で警察官を名乗る詐欺の電話が相次いでいて、県警が注意を呼びかけています。 県警が公開した写真には12月、盛岡市内に住む男性にかかってきた詐欺電話で、ビデオ通話をしているときの画とされています。 県警によりますと、県内ではこうした警察官を装った詐欺電話が相次いでいて、警察が認知しているだけでも先月1カ月間で350件に上るということです。 警察官を名乗る人物は自宅や個人の携帯電話からSNSでの連絡を指示したうえで警察手帳や逮捕状を見せ口座情報などを尋ねて金銭を要求してくるということです。 県警は「警察官がSNSで連絡を求めたり、警察手帳などの画像を送信することはない」として、留守番電話に設定して見覚えのない電話番号には出ないなどの対策をするよう呼びかけています。