三重県でSNS型投資詐欺事件が相次ぐ 2件で約1900万円の被害
三重県内で、SNS型投資詐欺被害が相次いで確認されました。 警察によりますと、松阪市の50代の男性は、2024年11月「投資のAI診断」という広告に興味を持ちアクセスしたところ、「鈴木千佳」を名乗るLINEのアカウントに株のやりとりを行うLINEグループに招待されました。 その後、複数のアカウントと連絡を取るうちに株の投資を勧められ、「鈴木千佳」から指示され口座を開設し、2024年11月から12月にかけて4回にわたって、現金計約1190万円を指定の口座に振り込みました。 2025年1月、口座が凍結したことで、友人に相談したところ詐欺と発覚しました。
一方、津市の40代男性は2024年8月、SNSで「恵美」を名乗る人物と知り合いました。 その後、「恵美」から「ドルを稼いで日本円に換金すると儲けることができる」と 暗号資産を勧められました。 男性は指示されるまま、2024年9月から10月にかけて10回にわたり、現金計約680万円分の暗号資産を指定されたアドレスに送金したということです。 男性は「恵美」から教えられた架空のサイト上で利益が出ていたため、現金を出金しようとしたところ、出金できなかったため、金融機関を訪れ、詐欺と気付いたということです。 いずれも警察は、SNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。