智弁1200人が一丸 全校生徒、人文字 /和歌山
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する智弁和歌山(和歌山市冬野)で6日、出場を祝う人文字撮影と、センバツ旗授与式兼壮行会が行われた。選手たちは「驚異的なプレーを見せたい」と意気込み、2年連続13回目となるセンバツでの活躍を誓った。 グラウンドでは、中学1年から高校2年までの全校生徒約1200人で、野球ボールのデザインの中に「91 WAKAYAMA」と、学校名の頭文字の「C」をあしらった人文字を完成させた。 続いて、同校講堂で授与式兼壮行会があり、麻生幸次郎・毎日新聞和歌山支局長から藤田清司校長にセンバツ旗が託され、藤田校長から黒川史陽主将(2年)に手渡された。 麻生支局長は「中谷仁監督の下、新しい姿を見せてくれると期待しています」との丸山昌宏毎日新聞社長のメッセージを披露。藤田校長は「攻守のレベルは全国的にみても高い。優勝を狙ってほしい」と激励した。 中谷監督は「重圧を分かち合い全校一丸で智弁の強さを見せつけましょう」とあいさつし、黒川主将は「感動してもらえるよう全力を尽くす。日本一の応援をお願いします」と決意を語った。 また、毎日新聞社が大塚製薬の協力で製作した91回大会記念スクイズボトル120個を、智弁和歌山に贈った。【砂押健太】