【陸上】100m多田修平は決勝ならず 来季に向け「イチから見直していきたい」/福井ナイトゲームズ
◇Athlete Night Games in FUKUI 2024(8月30日/福井・9.98スタジアム) 福井ナイトゲームズは台風の影響で8月30日のみに短縮開催 100m、やり投などを実施 日本グランプリシリーズG2のAthlete Night Games in FUKUI 2024が行われ、男子100m予選に多田修平(住友電工)が出場。10秒48(-2.2)の2着となり、決勝進出はならなかった。 「向かい風も強かったですが、ここで(決勝進出条件の)1着にならないと意味がない」と首をかしげ、「正直、調子がまだ良くない」と唇を噛む。 4月下旬の織田記念で右ふくらはぎを肉離れ。日本選手権出場も見送り、2大会連続五輪の道を断念した。脚の状態は「マシになっている」と言うが、「試合に出ていないぶん、アップをしただけで反動が来る」と違和感が出るという。「かばってしまったり、挟み込みのタイミングがズレたり」と感覚はなかなか戻らず「難しい」と明かす。 パリ五輪は「悔しくてリレーしか見られませんでした」。来年の東京世界選手権に向けて、「このままでは歯が立たないので、しっかり練習を積んで、イチから見直していきたい」と多田。今季は10月に新潟で出るかどうか状態を見て判断していくという。
月陸編集部