アジアの富裕層、68%が旅行支出を増やす予定、最も人気の旅先はオーストラリア、日本は2位に
マリオット・インターナショナルは、オーストラリア、シンガポール、韓国、日本、インドネシア、インドの6カ国1202人の富裕層を対象に、ラグジュアリー・トラベルに対する意識調査を実施した。 その結果によると、アジア太平洋地域のなかで、68%の回答者が今後12ヶ月以内に旅行支出を増やす予定であると回答。特にインド人の消費意欲が高く、89%は旅行支出を今後増やす予定と回答した。 また、回答者の74%がアジア太平洋地域内の旅行を計画していることもわかった。今後12ヶ月以内に計画している旅行回数は平均6回、33%が今年少なくとも7回の旅行を計画していると答えた。平均すると、短期滞在は3泊、長期滞在は2週間半という結果だった。 さらに、4人に1人(25%)が記念日などのお祝いとして旅行を計画。70%以上の回答者が家族や友人と旅行することを選んだ。 最も人気がある旅先はオーストラリア(46%)。日本(42%)、香港(27%)が続いた。なかでも、インドの富裕層旅行者の69%がオーストラリアを訪れる予定と答えた。 旅行の目的では、88%がグルメと回答。ほぼ半数(49%)が、理想的な夜の過ごし方を高級レストランでの食事と答えた。また、83%が受賞歴のあるレストランを訪れる目的で旅先を選び、35%はユニークな料理体験を求めていることもわかった。さらに、回答者の81%は、ホテルを選ぶ際の基準として高級レストランの選択肢を挙げた。 マリオットでは、今回の調査から、旅先でビジネスチャンスを探す「ベンチャー旅行者」、心の豊かさを求めて旅をするミレニアル世代の「エクスペリエンス目利き」、独自の旅程を組み、穴場を探索する65歳以上の「時代を超越した冒険家」を新しいラグジュアリートラベルのペルソナと分析している。
トラベルボイス編集部