【バレー】女子日本代表 フランスを圧倒しストレートで勝利
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子予選ラウンド第2週マカオ大会の3日目、日本(FIVBランキング8位)は、現地5月30日(木)にフランス(同17位)と対戦し3-0で勝利した。 【女子日本代表(フランス戦)その他の写真】 第2週の初戦でブラジルにフルセットで敗れた日本は、和田由紀子に代えてリザーブ選手の松井珠己を出場選手登録。ここまで1勝4敗のフランスとの試合に臨んだ。 第1セット、立ち上がりから山田二千華のサービスエースなどの連続得点で先行。古賀紗理那主将のブロックや石川真佑のサービスエースなどでさらにリードを広げた日本は、中盤にも連続得点を奪いそのままセットを先取した。 第2セットも岩崎こよみのツーアタックで先取点を奪った日本が、そこから連続得点を奪い先行する。クイックを織り交ぜた攻撃で流れを作ると、中盤に荒木彩花のブロックポイントや古賀主将のバックアタックなどで突き放して連取した。 第3セットは序盤こそ競り合ったが、日本は荒木のクイックや山田の移動攻撃などミドルブロッカー陣を効果的に使った攻撃で主導権を握ると、フランスに反撃を許さず、最後は途中出場していた松井のトスから井上愛里沙がスパイクを決め、ストレートで勝利した。 VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。5枠のうち、2枠は現時点で出場権を獲得した国がないアジア・オセアニア地域とアフリカ地域のランキング最上位国に、残り3枠は出場権獲得済の国を除いたランキング上位3ヵ国に与えられる。 ■ネーションズリーグ2024女子予選ラウンド 第2週マカオ大会 日本(FIVBランキング8位) 3-0 フランス(同17位) (25-14,25-18,25-15) ■日本の第1セットスターティングメンバー 山田、岩崎、石川、荒木、林、古賀、リベロ福留 ■日本のトップスコアラー(上位3人) 古賀 19得点(アタック16得点、ブロック1得点、サーブ2得点) 石川 15得点(アタック14得点、サーブ1得点) 荒木 10得点(アタック9得点、ブロック1得点) ■日本の次戦(予選ラウンド第7戦) 5/31(金)19:30(日本時間20:30) 対戦相手:中国(FIVBランキング6位) ■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間) BS-TBS 5/31(金)20:00~ U-NEXT 5/31(金)20:20~ ※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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