小田和正、77歳7カ月で史上最年長アリーナツアー 75歳の自己記録更新へ 27日発売のベスト盤引っさげ
シンガー・ソングライター、小田和正(77)が来年5月1日から全国アリーナツアーを開催することが26日、分かった。スタート時は77歳7カ月となり、2年前に自身が75歳で樹立した国内アーティスト史上最年長アリーナツアー記録の更新に挑む。ツアーは27日発売のベストアルバム「自己ベスト-3」を引っさげ、13カ所28公演。恒例の花道をダッシュする姿にも注目が集まる。 売り上げ300万枚超の大ヒットアルバム「自己ベスト」の第3弾「自己ベスト-3」をリリースした小田が全国アリーナツアーの最年長記録で〝自己ベスト〟に挑む。 ツアータイトルはアルバムにちなみ「みんなで自己ベスト!!」。来年5月1日の静岡・エコパアリーナからスタートし、最終公演の同10月1日の横浜アリーナまで13カ所で28公演を実施し、約31万人を動員予定だ。 1947(昭和22)年9月20日生まれの小田はツアースタート時で77歳7カ月。2022年の全国アリーナツアーで自身が達成した最年長記録の75歳の更新を狙う。さらに、来年9月20日のあなぶきアリーナ香川公演は誕生日で、78歳の初パフォーマンスを披露する。 昨年も22年の全国アリーナツアー追加公演を開催するなど精力的に活動。最終の横浜アリーナ公演では約150メートルの花道を軽快なフットワークで走るなど元気いっぱいで、来年のアリーナツアーでも優しさあふれるハイトーンボイスと恒例の〝花道ダッシュ〟で極上のステージを披露する。 一方、「自己ベスト-2」から17年ぶりにリリースするベスト盤「-3」には昨年4月配信でフジテレビ系連続ドラマ「この素晴らしき世界」の主題歌「what’s your message?」や、嵐・二宮和也(41)主演で今年7月期のTBS系連ドラ「ブラックペアン シーズン2」の主題歌「その先にあるもの」など16曲を収録した。 1970年にデビューしたオフコース時代から進化を続ける作品性を凝縮した内容で、小田は「残しておきたい楽曲がまだまだある。こうした機会に入れておかないと埋もれてしまうような曲たちにこだわった」とアピールしている。 ★12月に特別イベント
「自己ベスト-3」と全国アリーナツアーを記念し、12月8~13日に東京・明治安田ヴィレッジ丸の内で特別イベントを開催することも決定。小田のパネル展やオリジナルグッズの販売などさまざまな企画を用意。各日で先着100人に特別ステッカーをプレゼントする。