兵庫県知事選で自民党は「自主投票」の可能性高まる 県議会の会派内で意見割れ、独自候補擁立は困難な状況
前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙で、県議会最大会派の自民が独自候補を擁立できずに「自主投票」となる可能性が高まりました。3日に結論を出す方針です。 31日告示・来月17日投開票の兵庫県知事選で、自民の県議団は独自候補の擁立を目指し、1日には元経済産業省官僚の中村稔氏と面談していました。 しかし、複数の県議によりますと、中村氏ではなく前尼崎市長の稲村和美氏を推す声が根強くあり、会派内の意見を一致させて独自候補の擁立に至るのは困難な状況だということです。自民は3日に会合を開いて最終結論を出す方針ですが、現時点では「自主投票」となる可能性が高まっています。 兵庫県知事選には中村氏、稲村氏のほか、斎藤元彦・前知事、医師の大沢芳清氏、日本維新の会の参院議員・清水貴之氏らが立候補する見通しです。
ABCテレビ