金沢市長、インフルでも議会に 「休むべきでは」との声
村山卓市長は17日、インフルエンザA型と診断された。金沢市秘書課によると、同日朝に医療機関を受診して判明していたが、マスク姿で登庁して市議会12月定例会本会議に出席した。せき込む場面もあり、一部の議員からは「感染を広げないように休むべきだったのではないか」と対応を疑問視する声が上がった。 インフルエンザに感染すると、市内の小中学校では「発症後5日間」などの期間は原則出席停止の措置が取られる。企業でも同様の基準で対処するケースが多いとみられるが、市では職員が感染した場合の規定はなく、それぞれの判断に任せているという。 ただ、県内でもインフルエンザが流行期に入っており、市ホームページでは「無理をして学校や職場に行かないようにしましょう」と呼び掛けている。 18日に予定されていた外部の行事は新保博之副市長が代理出席する。リモートで庁内の打ち合わせに対応し、対外的な公務への復帰は体調をみて判断する。