バレー男子日本、オランダに快勝! 決勝ラウンド進出が決定 西田有志がチーム最多16得点をマーク
バレーボール・ネーションズリーグの1次リーグ第3週が6月21日にフィリピンのマニラで行われ、世界ランク4位の日本は、同13位のオランダに3-0のストレート勝ちを収めた。これで通算成績を7勝3敗としている。 【動画】西田有志のアタックが冴える!チーム最多の16得点をマーク また、同時刻に別の会場で行われていたポーランド対アルゼンチンの試合でポーランドが勝利し、日本は上位8チームが出場できる決勝大会への進出も決まった。 第1セット、ここまで出場機会の少なかった髙橋健太郎が攻守に躍動。大塚達宣や西田有志も得点し、最後は甲斐優斗がサービスエースを決めてこのセットを25-18で先取した。 第2セットは、序盤は競り合いとなったが、石川祐希のバックアタック、髙橋健、西田がブロックポイントをマークし、7連続得点を挙げて25-19で連取した。 第3セットは一時は最大5点差をつけられて劣勢となったが、西田のバックアタックが次々と決まり、25-20でこのセットも奪い、オランダ相手に快勝した。西田はこの日チーム最多の16得点をマークし、石川も15得点を挙げるなど、チーム一丸で髙橋藍の不在をカバーした。 海外メディア『Volleyball Philippines』はXで、西田がアタックを決めた映像を添えて投稿した。さらに、ファンゾーンでは、フィリピンの熱狂的なファンにサインをする甲斐と、西田が自身のボードにサインをする映像も投稿している。 フィリピンラウンドでは、日本への大きな声援も後押しとなり、同メディアはXで、西田が「フィリピンのファンが好き。彼らは試合を楽しんでくれる」と話したと伝えている。 試合後は、8得点を挙げた髙橋健が『BS-TBS』のインタビューに答えた。決勝ラウンドへの進出が決定したことについて聞かれ「五輪に向けてチームが成長する機会を自分たちでつかむことができて嬉しいこと」と話した。 選手たちは、厳しい試合を乗り越えながら、パリ五輪へ向けて一人ひとり成長を遂げていく。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]