GDO編集部が選ぶ2024年の10大ニュース<海外女子編>
2位:笹生優花が史上最年少で全米女子オープン2勝目
笹生優花がペンシルベニア州ランカスターCCで行われた6月「全米女子オープン」を制した。5位から出た最終日は3打ビハインドで折り返したバックナインにバーディを重ね、通算4アンダーで2位の渋野日向子に3打差をつけた。 2021年大会に続くメジャー2勝目。22歳11カ月13日での大会2勝目は史上最年少で、日本勢のメジャー複数回優勝は男女を通じて初の快挙だった。この優勝で30位だった世界ランキングを6位まで上げ、日本代表として8月「パリ五輪」に出場した。
1位:古江彩佳がメジャー制覇&日本勢初ベアトロフィ
古江彩佳が7月「アムンディ エビアン選手権」で涙のメジャー初優勝を遂げた。最終日の最終18番(パー5)、劇的なイーグルフィニッシュでステファニー・キリアコウ(オーストラリア)を1打差で振り切った。日本勢では樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く4人目のメジャー覇者となった。 さらに、最少平均ストロークの選手に贈られる年間タイトル「ベアトロフィ」を日本人として初めて獲得した。最終戦「CMEグループ ツアー選手権」の最終日に「68」をマークし、平均ストロークは「69.99」。土壇場でユ・ヘラン(韓国)を逆転して価値あるタイトルをつかんだ。