錦織圭 激闘制し逆転勝ち「まずは勝ててよかった」 上海マスターズ6年ぶり初戦突破<男子テニス>
ロレックス・上海・マスターズ
男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク200位の錦織圭が同40位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、同大会6年ぶりの初戦突破を果たすとともに、2週連続でツアー大会の2回戦に駒を進めた。錦織は試合後「まずは1回戦勝ててよかったです」と語った。 【動画】錦織圭 激闘制し逆転勝ち!最後は両手つき力出し切る 34歳で元世界ランク4位の錦織が同大会の本戦に出場するのは2018年以来6年ぶり7度目。最高成績は2011年のベスト4となっている。 23歳のナヴォーネとの顔合わせとなった1回戦、錦織は第1セットを落とし追いかける展開となるも、第2セットでは2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。 ファイナルセット、錦織はファーストサービス時に71パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第4ゲームでブレークを奪い、2時間16分で逆転勝ちを収めた。 錦織は8強入りした前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)に続き、2週連続でツアー大会で初戦突破を果たした。 試合後のオンコートインタビューで錦織は「6年ぶりの上海の大会なのですごく待ち遠しかったです。この大会は大きい大会ですし、アジアで唯一のマスターズの大会なので、楽しみにしていました。まずは1回戦勝ててよかったです」とコメントした。 勝利した錦織は2回戦で第10シードで世界ランク12位のS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、チチパスはこの試合が初戦となる。
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