はんにゃ金田 大河ドラマ『光る君へ』出演で俳優業にも興味!?「今後は朝ドラなんてどうかな、なんて思っています(笑)」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。12月14日(土)の放送は、前回に引き続き、お笑いコンビ・はんにゃ.の金田哲(かなだ・さとし)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆ゴルフ歴6年、ベストスコアは94
丸山:ゴルフを始めたきっかけは? 金田:最初は、タカアンドトシのタカさんがゴルフの番組をやられていて、始めてからクラブをいただいたみたいで。「このクラブでいいから、一緒に行かない?」ってなって、何にも練習もせずに。 丸山:嘘でしょ!? それでいきなりコースに? 金田:はい(苦笑)。 丸山:よくそれでいい方向にいったね。(上手くいかなくて)結構嫌いになる人が多いんですよ。 金田:意外に運動神経は悪くないので、最初(のスコア)が136ぐらいだったんですよ。 丸山:立派! 金田:“あれ!? 意外に練習すればできるんじゃない?”みたいな。だから、そこで結構面白いってなってハマりました。 丸山:それはよかった。結構、まともに当たったショットもあったの? 金田:当たりました。 丸山:1回も何もしたことがなかったのに? 金田:はい。 丸山:それはすごいな。 金田:父親とおじいちゃんもやってて。見よう見まねでやってたら結構当たって。もちろん(打ったゴルフボールが)右に行ったり左に行ったり、ドライバーとかも全然当たんなかったですけど、半年で100切れたんですよ。 丸山:えっ!? 金田:そしたら、みんなが「お前、芸人ナンバーワン目指せんじゃないか」って。そこから本とか映像とか観たんですよ。そしたらどんどん崩れていって、自分のスイングが分かんなくなってきちゃって。 丸山:なるほどね。 金田:頭で考えたら、何か感覚のほうがよかったのかなとか、そこからいろいろ細かいところを修正しながら向き合ってる感じですね。 丸山:じゃあ、かれこれ何年? 金田:6年ぐらいですね。 丸山:まだ6年か~。6年というと、1回100は切ったものの、また沈んで戻っちゃった感じ? 金田:そうなんです、我々の芸歴と一緒で(笑)。最初は調子がいいんですけど、その後が大変で。 丸山:ベストスコアはいくつ? 金田:いま、94です。 丸山:130台から94になったってことはすごく立派だけど、アベレージが94ぐらいになるといいよね。 金田:そうなんですけど……やっぱり1ホールどこかで9(打)とか、変に焦っちゃうところがあって。 丸山:ゴルフはメンタルを除いて、ティーショット、アイアンショット、アプローチ、パターと4つの分野があって、分野的に一番苦手で大失敗するところは何なの? 金田:ティーショットです。いろいろな人に言われるんですけど、パターはずっと悪くないみたいで。ティーショットと、あとセカンドショットですね。 丸山:アプローチとパターはそこそこ? 金田:もちろんそんなに上手ではないですけど、ティーショットとセカンドショットに比べたら。 丸山:じゃあ、比率的に最初の出だしが悪いから苦しんじゃってOBとかいっぱい打って、(1ホールで)9とかやってしまうと。 金田:はい。 丸山:スコアメイクするには、そこをちゃんと修正しなきゃいけないね。誰か1人、ちゃんと教えてくれる人もいなかったんだ? 全部自己流で今までやってきたの? 金田:基本的にはそうですけど、その都度大西ライオンさんや先輩にちょっとアドバイスしてもらって。 丸山:1人でいいから自分が“こうなりたい”っていうスイングを決めたほうがいい。いまのこの時代、SNSが異常だからみんな見すぎちゃって頭でっかちになっちゃってるの。 金田:本当にそうです。 丸山:(SNSやYouTubeなどで情報を)見てそれをすぐにできる人はほぼいない。アマチュアの方もそれが誤解で、「今日、この人のYouTube観たら、すげーよくなった!」っていうのは、その場しのぎであって全然それは身になってない。これね、結構皆さん注意しなくちゃいけない。 金田:まさに僕がそうでした。 丸山:だから、理想のスイングやこういう球筋を打ちたいという人のスイングを真似するのが一番いいと思うよ。好きなプレーヤーはいる? 金田:僕はずっとタイガー・ウッズさんですね。 丸山:だったら、タイガー・ウッズをもっと意識しないと。 金田:じゃあ、タイガー・ウッズさんのスイングを真似するとかですか? 丸山:いいじゃん。格好だけでも、全然。だって、いまのプロゴルファーの子たちは、ほぼほぼタイガーイズムですよ。(自分の理想とする人のスイングを)真似していったほうがいいよ。 金田:真似なんですね。自分なんか(真似したところで)無理なんじゃないかっていう。 丸山:違う、違う。当たらなくても、気持ちだけでもタイガー・ウッズの真似をすればいい。いまだったら、ロリー・マキロイとかいろいろといい選手がいるけど。もちろん松山英樹や石川遼に憧れてっていう子どもたちもたくさんいると思うんだけど、そういう1人目標を決めて、もうなりきっていくことが大事なので。 金田:ちょっと吉本のタイガー・ウッズになれるように。 丸山:2024年は、(NHK大河ドラマ「光る君へ」出演など)素晴らしい年だったと思うので、最後に仕事でもゴルフでも、2025年の目標ややりたいことを教えてもらえたらと。 金田:ちょうど僕らが2005年デビューで来年20周年なので、相方の川島(章良)もゴルフをやるのでコンビ対決も。20周年で、お互いに何かできればいいなというのが目標ですね。 丸山:なるほど。でも、せっかく大河に出て俳優業も頑張っているんだから。 金田:もちろん(俳優業も)一生懸命やらせていただいてるし、奇しくもタイガー(大河)ですから。 丸山:(笑)。 金田:ゴルフのタイガーさんも大河ドラマのほうもですけど、コント師なんで演じるほうも延長上にあるので、夜(大河ドラマ「光る君へ」)いきましたから今後は朝(朝ドラ)なんてどうかな、なんて思っています。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年12月14日(土)放送より)