三重・四日市市の特産「萬古焼」 原料・ペタライトの産地であるジンバブエの駐日大使 生産現場を視察
中京テレビNEWS
三重県四日市市周辺の特産「萬古焼」の原材料「ペタライト」の輸入が難しくなっている問題で、原産国であるアフリカ・ジンバブエの駐日大使が生産現場を視察しました。
9日、萬古焼の産地を訪れたのは、ジンバブエ共和国のスチュアート・ニャキョチョ駐日大使です。 萬古焼は、鉱物のペタライトを原料に使うことで、耐熱性に優れていることが特長ですが、ジンバブエの鉱山を中国の企業が買収した影響で、おととしからペタライトの入手が難しくなっています。
県によりますと、今年3月から品質確認のためのサンプルの輸入は再開しているということで、大使はペタライトの価格と品質について協議を続けることが重要だと述べました。 大使は7月10日に一見知事と面会する予定です。