意外な出会いも!Facebookを使った友達作りが人気を集める理由
共通の趣味をもつ人との出会いも
20歳の学生であるオウミーさんは、エラさんと同様、孤独と戦うためにFacebookのグループを利用していました。彼女は自分と同じ「ファンガール(=オタク)」の友人がほしくて、13歳のときにファンガールグループに参加。好きなアーティストについて話すことを楽しんできました。 「Facebookのグループに参加したことは、私にとって大きな意味がありました」とオウミーさん。 「私の(趣味への)情熱は周囲にいる友人たちには理解されないし、批判されるのも怖かったんです。だからこそ大好きなアーティストへの愛を表現し、同じ考えをもつ人たちと気持ちを共有する場がほしかったのです」 「落ち込んだときも相談できる人や友達がいて、弱音を吐ける場所が(Facebookの)グループです。次の日に話過ぎたかな…ときごちなく思う必要もありません。でも、『スマホの電源を切ったら、この世界が消えてしまうのかも』と思うと怖くもあります」 大学に行っても友人を作る機会がなかったり、地元を離れている間に以前の友だちと縁が切れてしまったり、状況はさまざま。Facebookは多くの人にとって孤独を解消してくれるツールなのでしょうか。
対面でも友達になれる?
イジーさんはイギリス・サマセット州に、エラさんはウスター州に住んでいるそう。そこで二人はお互い移動しやすいブリストルでランチとショッピングを楽しむことにしたのです。「メッセージでやりとりしているような感じで、実際に会っても話せるのか不安でした」とエラさん。 「でも画像やスナップチャットのメッセージを交換していたので、少なくとも『実在の人物』であることは分かっていました」 そして二人は実際に会うとさらに意気投合。エラさんは心配は無用でした、と振り返ります。 オンラインで生まれた関係を、対面でも継続されることができる場合も、もちろんあるもよう。しかし中には実際に会ってみると、「なんだかいつもと違う」「バイブスが合わないかも」と感じるケースもあります。