10代のスティーブ・ジョブズが経験した「魔法」。運命をコントロールする方法とは…
体験から生まれた「魔法」の感覚
ここでのジョブズが語った「魔法」とは、壮大な計画から生まれたものではありません。ジョブズとウォズは、何かに取り掛かる前に最終目標を思い描くことはありませんでした。 2人の自信、信念など…ジョブズが話した「魔法」の感覚は、実際に何かを試してみた体験から生まれたものです。 ジョブズによれば、自身とウォズはブルーボックスのアイデアに魅了され、史上初となるブルーボックスのデジタル版をつくりたいと考えたそうです。 そこには現実的な計画も、長期的なビジョンも出口戦略も存在しませんでした。 そこにあったのは、「興味」と実際に試してみたいという「熱意」だけです。
点を打つことがチャンスにつながる
かつてジョブズが語ったように、点と点をつなぐことは、あとから振り返ったときに初めてできることです。 ブルーボックスの製作も「点」の1つに過ぎませんでしたが、振り返ってみたときに、これらが重要な「点」であることが判明したのです。 これと同様に、あなたが今日はじめた副業がいつか別のビジネスでパートナーになる人との出会いにつながるかもしれません。 生活のために選んだ営業の仕事で得たスキルのおかげで、将来的にあなたが経営するスタートアップ企業の顧客を獲得できる可能性もあり得ます。 興味のおもむくまま進みましょう。いろいろなことを試してみましょう。 試したことが全体的な計画のどこに当たるのか気にする必要はありません。 実際に何かをやっているとき、何があなたにとっての「ブルーボックス」になるか、わからないのです。 「いつか点はつながる。なぜなら自分がつなげようとするからだ」と信じて進むことが大切です。 新しいことを試せばスキルアップにつながります。新たな興味の対象を掘り下げれば、より賢くなれます。さらに苦境を乗り切れば自信もつくでしょう。 多くのことを試し、一定数以上の「点」を打っていくことで、スキルや知識、経験が身につくだけでなく、チャンスを見つける能力が向上します。 こうしたチャンスは、これまでの経験がなければ想像もできず、掴む能力もなかったものなのです。 あなたの「点」が、いつかつながると信じましょう。なぜなら、運命というのは「身に降りかかってくるもの」ではないからです。 運命をコントロールするのはあなた自身です! そのことに気づくのは、常に「あとになって振り返った時」だとしても。 Source:YouTube Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.
長谷睦(ガリレオ)