きょう11月5日は「世界津波の日」 「稲むらの火」の逸話残る和歌山・広川町で避難訓練
ABCテレビ
5日、「世界津波の日」由来となった逸話の残る和歌山県広川町で避難訓練がありました。 訓練は、マグニチュード9.1の南海トラフ巨大地震が発生したという想定で、参加者らは緊急停止した電車を降り、高台にある神社に避難します。 (JR職員)「時間ないぞ!」「津波来るぞ!走れ!足止めるな!」 「世界津波の日」は、江戸時代の安政南海地震で、広川町の実業家濱口梧陵が、稲むらに火をつけて目印とし、津波から人々を避難させた逸話にちなみ制定されました。 (参加者)「きょうはみんなで逃げましたけど、もしかしたら1人でいるかもしれないから、ちゃんと考えてやらないといけないなと思いました」 また、地元の小中学生らは、濱口梧陵が築き、後に津波から町を守った「広村堤防」に土を盛り、防災への意識を新たにしていました。
ABCテレビ