山形県戸沢村にある小中一貫校の戸沢学園で　きょう始業式が行われました。 子どもたちは久しぶりに会った友達と冬休みの思い出を語り合い、新学期への決意を新たにしていました。 【写真を見る】一時は100人以上が学校に避難...　大雨被害を受けた戸沢村の学校で始業式　前を向き新学期に期待を膨らます（山形） 221人の児童と生徒が在籍する小中一貫の義務教育学校戸沢村立戸沢学園には、けさ元気に登校する子どもたちの姿がありました。 きょうから1年の締めくくりであり、次の学年へ進むための準備期間でもある48日間の3学期が始まります。 始業式では、児童と生徒による校歌斉唱や3学期の目標発表が行われたほか、校長先生から子どもたちへメッセージが送られました。 戸沢学園　佐藤雅彦　校長「昨年7月の豪雨災害を通じて助け合うことの尊さを学んだ。今年も皆さんが元気に成長する姿を見るのを楽しみにしている」 7月の記録的な大雨で甚大な被害を受けた戸沢村。 二学期の途中である去年の10月中旬まで、戸沢学園の柔剣道場と多目的広場も避難所として使われ、ピーク時には100人以上が避難していたそうです。 床下浸水などの影響で災害後に住まいを移し、そこから登校する児童や生徒もいるといいます。 そんな中でも、子どもたちはしっかりと前を向きこれから始まる新学期に期待を膨らませているようでした。 3年生の児童「明日が書き初め大会なので、字をきれいに書いて字が擦れないように気をつけて書きたい」 3年生の児童「3年生の勉強の復習をしたい」 3年生の児童「2月にアルペンスキーがあるのでスキーを上手くなれるように練習したい」 ちなみに、冬休みに1番楽しかったことは。 3年生の児童「最上のおばあちゃんの家に東京のいとこと集まって年越しそばを食べた。雪合戦もできたから楽しかった」 3年生の児童「年越しのカウントダウンが終わったらみんなでジャンプをした」 3年生の児童「1月1日に津谷神社に行ってパパの神楽を見てかっこよかった。ちょっとならやりたくなった」 　 県内の小学校の始業式のピークはあす、中学校はきょうだったということです。

3年生のみんな「3学期も楽しむぞー!おー!」