【柔道】パリ五輪開幕まで1カ月!阿部詩「笑顔で終われるように」連覇達成後は「普通の女の子に」
7月26日のパリ五輪開幕まで1カ月となった26日、柔道女子日本代表が東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の強化合宿を報道陣に公開。 【写真】練習で真剣な表情を見せる阿部(撮影・木村 揚輔) 52キロ級の阿部詩(パーク24)は「とうとう1カ月かという感じ。この間、60日前を見た気がするので早すぎる。笑顔で終われるように、この1カ月で作り上げる」と抱負を語った。 練習ではパートナーの森和輝さんを相手に、寝技、乱取り、打ち込みと精力的に取り組み、コンディションの良さを示した。「だいぶ順調に上がってはいる。技術面、心の部分、体の部分、だんだん3つそろっては来ていると思う」と言葉に実感を込めた。 男子66キロ級の兄・一二三とそろって登場するのは開会式2日後の7月28日。晴れて五輪連覇を達成した後の夢を問われると、「とりあえず競技を忘れて、普通の女の子になっています。ネイルだったり、そういうのをしたい、めっちゃ派手派手にします」と願望を語った阿部。パリ以降も現役は続行する意向ながら、長いバカンスを夢見ている様子だった。