KTM『1390 スーパーアドベンチャー R』、新エンジン搭載の2025年モデル登場
KTMは12月12日、2025年モデルの『1390 スーパーアドベンチャー R』を発表した。 KTM 1390 スーパーアドベンチャー R 2025年モデルでは、新しいボディデザイン、LED照明、オフロードに特化した短いウインドシールド、そして収納スペースの増加が特徴。フレームの剛性が向上し、ハンドリングとトラックの安定性が改善された。また、エンジンブラケットに追加されたアームにより、クラッシュバーの保護性能も向上している。 エンジン排気量は1300ccから1350ccに増加し、173ps(9500rpm)と145Nm(8000rpm)を発生する。新技術「CAMSHIFT」により、低回転域での走行性が向上し、狭いトレイルでもスムーズな応答を実現する。高回転域では、吸気カムが横にシフトし、バルブを長く高く開くことで、シリンダーヘッドへのガス流入が増加し、性能が大幅に向上する。 さらに、KTMの新しいプレミアムエレクトロニクスパッケージが搭載され、8インチの縦型タッチスクリーンが特徴。このスクリーンは、厚手の手袋を着用していても操作が容易で、反射防止、指紋防止、眩しさ防止のコーティングが施されている。新しいRIDE MODESやナビゲーション、接続機能も利用可能だ。 この新型モデルは、2025年にオーストリアの生産ラインから出荷される予定。
レスポンス 森脇稔