5000万ユーロで獲得か

去就が注目される photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドはバイエルンでプレイするオランダ代表DFマタイス・デ・リフト（24）の獲得を検討しているようだ。独『TZ』や独『Sky Germany』 が報じている。 今夏にCBの補強が必須となっているユナイテッド。エヴァートンでブレイするジャラッド・ブランスウェイトなど様々な選手の噂が浮上しているが、デ・リフトにも新たに興味を示しているという。 同選手は2022年夏にユヴェントスからバイエルンへの移籍を果たすと、加入1年目は公式戦43試合に出場し3ゴール1アシストをマーク。そして2年目となった今シーズンは、公式戦30試合の出場で2ゴール1アシストと、怪我の影響もあって、出場時間を減らしていた。 バイエルンで絶対的な存在になれていないデ・リフトは今夏の売却候補の1人として考えられている。ヴァンサン・コンパニ監督が就任したバイエルンはすでにシュツットガルトから日本代表DF伊藤洋輝を獲得している。さらにレヴァークーゼンのヨナタン・ターの加入も決定的となっており、CBは人員整理が必要なポジションとなっている。 バイエルンで去就が不透明となったデ・リフト獲得に向け、ユナイテッドは5000万ユーロ（約84億円）のオファーを検討しているようだが、契約を3年残すバイエルンがこれに応じるかどうかはまだわからないという。 2人のCBが必要だと考えているユナイテッドだが、前述したブランスウェイトの獲得にはデ・リフトよりかなり高額になる可能性が高い。デ・リフトはアヤックス時代に現ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグの指導を受けており、監督のサッカーをよく知る1人だ。 新加入選手の影響でバイエルンでの将来が不透明となったデ・リフトをユナイテッドは獲得できるのか、注目だ。