【ベトナム】中国・ラオスと鉄道接続、投資作業部会設置
ベトナムのファム・ミン・チン首相は18日、ベトナムと中国およびラオスを接続する鉄道路線への投資実施を支援する作業部会を設置する決定999号(999/QD―TTg)に署名した。18日付ダウトゥ電子版などが報じた。 作業部会は、中国およびラオスと接続する鉄道路線の計画と投資に関する重要で省庁横断的な課題を解決するため、首相の検討、指導、調整を支援する役割を担う。北部と中国をつなぐラオカイ―ハノイ―ハイフォン間鉄道への投資を優先し、2025年の着工を目指す。 部会長は運輸相、副部会長は計画投資次官、外務次官、運輸次官が務める。その他のメンバーには、財務、建設、科学技術、天然資源・環境、公安、国防の各省の幹部、ベトナム国家資本管理委員会(CMSC、通称スーパー委員会)の幹部、ベトナム鉄道総公社(VNR、国鉄)会長が含まれる。事務局は運輸省に置く。