「日本最高レベルでラーメンを食べているみんなで選んだ!」 審査員が激賞した"一杯"の魅力とは【TRYラーメン大賞25周年】
ラーメンの食べ歩きがライフワークの尾瀬さん
「尾瀬のラーメン手帳」(ライブドアブログ)管理人の尾瀬さんは、ラーメンと城をこよなく愛し、歴史探訪しながら全国のラーメンを食べ歩くことがライフワーク。丁寧な論評に定評がある。 ●『奈つやの中華そば』について 「美味しいというのは選ばれる最低条件ですが、楽しい体験ができるんです。お店としての努力が見えます。接客が良かったり、しっかりとした準備をしてきたのだろうと思います。もちもちのワンタンやサイドメニューが揃っているところなど、武器を持っていると感じますね」 ●『トイ・ボックス』について 「『塩ラーメン』がリニューアルしたのが最近なんです。今まで使っていなかった素材を使ってガラッと変えて再構築してきました。審査の時よりも、もしかしたら今はもっと進化しているかもしれません。今回、殿堂入りしましたが、もう1年見たかったというのが正直なところです。これからも定期的に訪ねると思いますね」 ●ラーメンの魅力について 「ラーメンの最大の魅力は自由度の高さだと思います。まぜそばでも、ラーメンといえばラーメンになるという幅の広さです。各地方でも自然発生的に、それぞれ魅力と特徴のあるラーメンがありますし、飽きることがないんですよね」 授賞式には、今回残念ながら審査員2人が出席できなかった。 青木誠さんは、2005年に「TVチャンピオン ラーメン王選手権」を制し8代目のラーメン王となった、審査員歴20回を誇る最古参だ。 首都圏をメインに1万軒を超えるラーメン店を訪問している「しらけんの日記」(ライブドアブログ)管理人であるしらけんさんは、新店審査員として7回目の参加だった。 青木さんとしらけんさんのコメントは本誌でご確認を。
「Tokyo Ramen of the Year」の略称
「TRY」とは、「Tokyo Ramen of the Year」の略称。「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」という呼びかけのもと、情報誌『TOKYO★1週間(現在は休刊)』(講談社)誌上で2000年よりスタートしたラーメンアワード企画だ。 ラーメンに造詣の深い審査員たちが、1年間をかけ審査対象エリアの東京・神奈川・千葉・埼玉のラーメン専門店を食べ歩き、各ジャンルに分けて選考。評価基準は、味60、ホスピタリティ20、活躍度20からなっており、総合的に判断している。 新店と名店ごとに部門があり、それぞれに大賞が選ばれる。新店大賞にはシルバーの、名店大賞にはゴールドの特注丼トロフィーが贈呈される。 四半世紀に渡り、ラーメン界の歴史を見つめてきた「TRY」。人気ラーメン店の店先で受賞店に進呈されるポスターを見かけたことがある方も少なくないだろう。
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