【ヴィクトリアM】フィールシンパシー 人馬そろってG1初挑戦!鞍上の横山琉は恩返しVへやる気満々 好枠ゲットで初Vなるか
「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) 好枠ゲットで勝機が近づいた。鞍上の横山琉とそろってG1初挑戦となるフィールシンパシーは【8】枠⑭番に決まった。小島師は「偶数なのは良かった。行く馬が内に入ったわけだから、そこを見ながら行けるので悪くない」と納得の様子だ。あまり外枠の成績が芳しくないレースで、⑭番ゲートも14年にヴィルシーナが勝利した以外は馬券絡みはない。それでも、展開面を考えれば好枠と捉えられると説明した。 久々にさわかやな天気となった10日は美浦坂路で調整を進めた。気分良さそうにリズム良く駆け上がり、4F65秒3-14秒9を計時。「状態はすごく良くて、いい感じに見えました」とご満悦のトレーナー。続けて、「近走は担当者が『もう少しこうなれば…』と言っている中でいい結果が出ていたけど、今回はその担当者も『いい』と言うくらいだから状態がいいんでしょう」と満足そうな表情を浮かべる。 「この馬のデビュー戦から手綱を任せていただき、僕自身まだ重賞勝ちもないのですが、そんな実績のないジョッキーでもG1に乗せていただいて感謝しかないです」と横山琉は恩返しVへやる気満々。人馬ともに気力は充実。大仕事をやってのけてもおかしくない雰囲気だ。