元妻の須藤早貴被告 野﨑さんとの結婚について「お金の関係です」きっぱり答える "紀州のドンファン"田辺市資産家殺害事件 裁判員裁判被告人質問2日目
テレビ和歌山
田辺市の資産家男性を殺害したとして、殺人の罪などに問われている元妻に対する裁判員裁判は、今日、被告人質問の2日目を迎えました。
この事件は、6年前の平成30年5月24日、田辺市朝日ヶ丘の会社役員 野﨑幸助さん当時77歳が、急性覚醒剤中毒で自宅で死亡したもので、当時妻だった須藤早貴被告28歳が野﨑さんに致死量を超える覚醒剤を口から摂取させ殺害したとして、殺人と覚醒剤取締法違反の罪に問われているものです。 午前は、前回に引き続き弁護側からの被告人質問が行われ、須藤被告は遺産目当てと言われている野﨑さんとの結婚について「お金の関係です」ときっぱり答えたほか、インターネットで「老人 完全犯罪」などと調べていたことについては、その前に見ていた動画に影響を受けて検索していたと話しました。 一方、午後から始まった検察側からの質問では、逮捕前の任意での事情聴取の際、野﨑さんと覚醒剤の話を聞かれた須藤被告が「社長から覚醒剤の話が出たこともなく関わっていると思ったことはありません」と答えていたことについて、なぜ野﨑さんに覚醒剤を頼まれたと言わなかったのかと質問があり、須藤被告は「言ったとところで信じてもらえると思わなかった。余計に疑われると思って怖くて言えませんでした」などと話しました。
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