結婚パーティーの幹事に戸惑う40代女性。「幹事は私ひとり、すべて丸投げ...」友人の依頼、断れる?
お祝いごとに水を差すのは心苦しい、でも…
なかなか辛い立場に追い込まれてしまったんですね。リョウコさん、ご心境お察しします……。リゾート地・観光地のイメージが強い土地に住んでいる人には、大なり小なり同じようなモヤモヤ経験がありそうですね。京都旅行に行くから旅程を組んでほしいとか、子どもがNYに留学するから面倒見てほしいとか……。 確かに、現地に在住者の友人がいるというのは心強いもの。ついつい頼りにしたくなる気持ちも分からないではないですよね。でもそれが、相手にとってどれくらい負担なのかはよく考えないといけません。相手にも相手の生活があり、観光や留学コーディネートを仕事にしているわけではないのですから、自分のお願いが「友人としての好意」として甘えていい範囲なのかを冷静に判断してほしいものですね。 リョウコさんのご友人のお願いは、正直「友人としての好意」を超えているように思えました。もちろん、リョウコさんがパーティ好き・企画好きであれば話は違いますし、お二人の関係性にもよるでしょう。でも、結婚パーティというのはきっと人生の一大イベント。その企画丸ごとを、ただ仕事の都合で沖縄に住んでいるに過ぎないリョウコさん一人に任せるというのは、ちょっと無茶があると思います。 ここはやはり、正直にリョウコさんの思いをお友達に伝えるべきだと思います。
文/梅津奏 作画/Sumi 構成/山本理沙
梅津 奏,Sumi