初ポール獲得のジュリアーノ・アレジ「本当に最高。好物をいっぺんに食べているよう!」【スーパーGT第3戦GT500予選会見】
三重県の鈴鹿サーキットで開催されている2024スーパーGT第3戦『SUZUKA GT 3HOURS RACE』。6月1日(土)の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得した37号車Deloitte TOM’S GR Supraの笹原右京とジュリアーノ・アレジが予選日を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。 【写真】GT500初ポールポジションを獲得したジュリアーノ・アレジ。父は元F1ドライバーのジャン・アレジ ■笹原右京 Q1担当/ベストタイム:1分45秒434 「チームに感謝したいです。TOM’Sに加入してから予選では良い結果を残せたものの、思った以上のパフォーマンスだったり結果に繋がらないことが多かったので苦しかったです」 「今回の予選に関してはチームがクルマとタイヤをうまくセットしてくれて、いつもどおりミスなく、僕は100パーセントを引き出すアタックをできました。その成果が結果にも表れてくれて、こうして記者会見の席に座れたことを嬉しく思っています」 「(明日のレースへの意気込み)天気は不安定なので、どうなるかまったく読めないところはあります」 「3時間フォーマットというレースに、頑張って勝ち取ったポールポジションからスタートできるので、このポジションを最後まで守り切りたいと思います。順位はどうであれ次に繋がるものを増やしつつ、優勝を狙っていきたいです」 ■ジュリアーノ・アレジ Q2担当/ベストタイム:1分46秒439 「本当に最高な気持ちだ。ティラミスとクリームブリュレにそれ以上に美味しいものを全部いっぺんに食べているような幸せそのものだよ!」 「ここまでの一年半を振り返ってタフだったと思っている。本当に今日は右京選手やチームの皆が頑張ってくれた。右京選手の良いアタックもあり、僕はあまりプレッシャーもなく走ることができた。 「今回はロングランでの練習が多かったのもあり、このような結果を出すことができて嬉しく思っている」 「(明日のレースへの意気込み)明日の天気はどうなるかわからないが、どんな状況でも反応良くかましていきたいと思っている。いろいろな戦略があるとは思う。リスクはとりすぎてもいけないが、僕たちはその中でベストなパフォーマンスに繋げていきたい」 [オートスポーツweb 2024年06月01日]