共働きで世帯年収「600万円」です。子どもが生まれ「6000万円でマイホーム」を考えていますが、今のままでは難しいですか? 夫婦で払えばなんとかなるでしょうか?
6000万円のマンションを買うために必要な年収は?
年収の7倍程度までローンを組める場合は、年収860万円程度必要です。世帯年収600万円で仮にペアローンを組んでマイホームを購入する場合は、260万円程度増やさなければなりません。夫や妻単独でローンを組む場合は、いまよりも500万円以上年収を上げなければならないため、難易度はさらに上がります。 借入限度額までローンを組めたとしても、住宅ローンは一般的に35年以上など長期間にわたって返済しなければなりません。いまは問題なく支払えたとしても、転職や独立などで収入規模が変化することも考えられます。状況は常に変わりうることを考えると、限度額いっぱい借りるのではなく、少し余裕を持たせた形で組んだほうがいいかもしれません。
まとめ
本記事では世帯年収600万円の場合、6000万円のマンションを購入するのは無謀なのか、住宅ローンの審査に通るためには年収いくら必要なのか解説しました。住宅ローンは35年など長期間契約するケースが多いです。途中で家計が破綻しないためにも、限度額ギリギリまで借りるのではなく、無理のない範囲で金額を設定することをおすすめします。 出典 住宅金融支援機構 2022年度フラット35利用者調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部