元ユナイテッドのウインガーがポルトガルクラブを買収 長期的には1部昇格も視野か
まだまだ現役のナニだが
マンチェスター・ユナイテッドやスポルティングCPなどで活躍し、昨季はトルコのアダナ・デミルスポルでプレイした37歳のナニ。現在はフリーエージェントとなっており未だ引退を発表したわけではないが、引退後はサッカークラブ経営に乗り出すのかもしれない。 英『Daily Mail』は、ナニが投資家とともにポルトガルの生まれ故郷近くの4部クラブであるSUシントレンセの株を95%取得したと報じている。ナニは次のように語っている。 「このプロジェクトに参加できてとても嬉しい。シントレンセは僕にとって、何か面白いことをするチャンスだ。自分が育った地域に近いことは私にとってとても重要だ。このプロジェクトが成功することを願っている」 また、シントレンセの新会長であるリカルド・オリヴェイラ氏は、長期的にはポルトガル1部にまで上がりたいと考えているようだ。 「これはクラブをプリメイラ・リーガまで導くための非常に野心的な計画です。我々はそこに到達するまで、止まるつもりはありません」 「我々は多額の投資を行うつもりです。来季3部に昇格すれば、すぐに新しいスタンドを建設し、照明を改善します」 ナニはポルトガル代表としても100キャップ以上を記録する母国の英雄だ。どうやらまだ現役を退くつもりはなく、ポルトガル国内外のクラブからオファーを受けているとも明かしているが、セカンドキャリアの構築にも余念がないようだ。このプロジェクトによって故郷近くのクラブを発展させ、栄光に導くことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部