ジャック・オディアール新作、歌とダンスを交えた「Emilia Perez」3月公開
第82回ゴールデングローブ賞で最多8部門10ノミネートされた「Emilia Perez(原題)」が3月28日に全国公開決定。「ディーパンの闘い」「パリ13区」で知られるジャック・オディアールが監督を務めた新作となる。配給はギャガが担当。 本作は麻薬カルテルのボスだったマニタスが、性転換によってエミリア・ペレスという女性として新たな人生を歩むことを軸にした物語。かつてマニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」と依頼を受けた弁護士のリタは、数年後、イギリスで別人として生きるエミリア・ペレスと再会。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが絡み合い、解放的な歌とダンスを交えながら、それぞれの幸せを追い求める4人の女性たちの姿を描く。 「Nosotros los Nobles(原題)」のカルラ・ソフィア・ガスコンがマニタスとエミリア・ペレスを演じたほか、ゾーイ・サルダナがリタ、セレーナ・ゴメスがマニタスの妻ジェシーに扮した。アドリアーナ・パスを含む4人は、今年の第77回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門では、ガスコンが主演女優賞、サルダナとゴメスが助演女優賞にノミネートされた。このほか作品賞、監督賞、脚本賞、非英語作品賞、作曲賞、主題歌賞でも候補に。音楽はクレモン・デュコルとカミーユが担った。 (情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ) (c)2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA