ドジャース山本由伸、3月デビュー戦以来の2敗目…LA時間では朝9時開始の試合でコンディショニングは
◆米大リーグ レッズ4ー1ドジャース(26日・米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) ドジャースの山本由伸投手が、敵地でのレッズ戦に先発。5回を投げて6安打4失点8奪三振2四球で、3月21日のデビュー戦(対パドレス)以来10試合ぶりの2敗目を喫した。防御率は3・51となった。5回を100球で投げ終えた後、悪天候により試合が1時間9分中断。そのまま降板となった。登板中に味方打線もわずか2安打と、援護もなかった。試合は1-4で敗れ、今季初の同一カード3連敗。2019年以来5年ぶりの5連敗となった。 試合後の山本の質疑応答は以下の通り。 ―今日はカーブが良い武器だっが。 「そうですね。カーブで割とカウントを取れましたし、多く使えたかなと思います」 ―3回は2死とってから4失点。 「感覚は今日は割と良かったので、あのイニングがすごく悔いが残ると言いますか、すごく良くない投球になってしまいました。点を取られていたにしても、なんとか最少失点でいけたら、また試合の流れも変わったと思いますし、とにかくあの場面を粘ることが出来なかったので、試合を優位に進められなかったなと思います」 ―3回を分析すると。 「四球を出して、走者が溜まっていくにつれて、自分の投球に戻れたら良かったんですけど、なかなかうまくいかず、失点してしまったかなと思います。(試合中盤の失点と)似たような失点をしてしまったので、次回につなげてより良いピッチングができるように、また練習していきたいと思います」 ―(ロサンゼルスがある)太平洋標準時だと朝9時の試合。体調管理は。 「多少違いはありますけど、しっかり試合に備えて合わせていけたので、そこは大丈夫だった。体調は良かった。湿気は感じましたが、ちょっと日本の感じに似ていて、逆に投げやすかったと思います」 ―連敗を止めたい意識は。 「そうですね、このカードも3連敗するのと、1勝2敗で終わるのはもちろん違うと思いますし、何とかそういうピッチングができればよかったかなと思います」 ―レッズ打線の走力。デラクルスが二塁にいて気になったか。投げづらさは。 「そうですね。多少、他のランナーと比べると、意識したというか。ランナーをノーマークにしないようには、もちろんしていた。そのあたり(走者を進めない意識)は、どちらかというと日本の方が細かく練習するし、そういった部分はよく言われているので、そこまで影響はなかったんじゃないかと思います」
報知新聞社