「5年間“ポイ活”して645万円ゲットした」主婦の驚く稼ぎ方
電子マネーやクレジットカード決済、サービス利用や広告の視聴で貯まるさまざまなポイント。そのポイントを貯めて使う「ポイ活」が、いまや節約を語るうえでも欠かせないものになりつつある。 そんな中、ポイ活で累計645万円も得た人がいる。インスタグラムやX、ブログでお得なポイ活情報を発信しているmaoさん(32歳)だ。maoさんは、夫と8歳の息子、6歳の娘の4人家族。妊娠を機に仕事をやめた際、ポイ活を始めてみたら、楽しくて夢中になり、ポイントで家まで購入したという。 【図表】「ポイ活の達人」の1カ月の家計簿
節約に成功し、人生が豊かになったという「倹者」に節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)がインタビューをする本連載。今回は少し切り口を変えて「ポイ活」を通じて節約や資産形成を行ったmaoさんに、そのノウハウやコツを教えてもらう。 ■「ポイ活」の何がお得? いまやポイ活の内容は非常に幅広い。クレジットカードやキャッシュレス決済でポイントを貯めるポイ活もあれば、アンケートに答えてポイントを貯めるもの、買い物でもらったレシートをアプリにアップしてポイントをもらうもの、歩数計測でポイントを獲得できるウォーキングアプリなど、バラエティに富んでいる。
さまざまなポイ活があるが、maoさんのように“ポイ活の達人”と呼ばれる人たちが、いま積極的に行っているのが「ポイントサイト」を最大限に活用したポイ活だ。 「まずはポイントサイトに登録をして、そこを経由で商品を購入したり、サービスに申し込んだりしてもらえるポイントを集めています」 お小遣いサイトとも呼ばれるポイントサイトにアクセスすると、数多くの広告案件が並んでいる。広告案件には会員登録やクレジットカードの契約、証券口座の開設などいろんな種類があり、それらの案件を利用することでポイントがもらえる仕組みだ。
余談だが、ポイ活をしている人同士で使う“案件”という言葉は、ポイントサイトに掲載されている広告のことを指す。「お得な案件があるよ」とか「おすすめの案件はこれ」などといった感じだ。 YouTuberで“案件”といえば、動画内で企業から依頼された宣伝をすることを指すので、言葉の使い方の違いは興味深い(本記事内でも“案件”とは、ポイントサイト上の広告案件のこととする)。 話を戻して、ポイントサイトはネットで買い物をする際にそのサイトを経由することでポイントが貯まる仕組みにもなっている。これは「自己アフィリエイト」とも呼ばれているものだ。