【RIZIN】寝坊で会見遅刻の安保瑠輝也、5時間後に一人会見「トラブル起こしたらハイキック」
大みそかに開催の『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)で、プロボクサーのライアン・ガルシアと対戦する安保瑠輝也が3日、都内のRIZIN事務所で一人で会見を行った。体重オーバーやドーピング違反などの前科がある“問題児”ガルシアに対して、この試合でも何かトラブルを起こしたら「リアルにハイキックですね」とルールを超えた制裁を宣言した。 【動画】『RIZIN』ショーン・オマリー、“UFCファイター”が大晦日に来日決定!榊原CEOが追加アンダーカードについて言及 この日の午後1時から行われた会見に出席予定の安保だったが、寝坊のため合宿地の和歌山から間に合わず、電話で参加。改めて午後6時から仕切り直しの会見が行われ、「運営の方や集まってくださったメディアの方には申し訳ない」と頭を下げて謝罪したが、「ライアン・ガルシアに関しては申し訳ないという気持ちは一切ないです」と断言した。 寝坊の理由として「朝起きてLINE確認したら、アイツが日本に来ないかもしれないって知って、カチンと来て。なんで俺はアメリカまで行ったのに、お前は日本に来んのやと。それで2度寝かましたろうと思って」とぶっちゃけ。さらに、今年4月の試合でのドーピング違反でボクシングは1年間出場停止のガルシアに「スターで有名でフォロワー数多いか知らんけど、日本で試合できることにホンマ感謝しろ」と説教した。 和歌山ではスタミナ強化に取り組んでおり、水泳では池江璃花子選手のコーチから指導を受けている。手応えを感じているようで「約1ヶ月後に試合で、この2週間が本当に死ぬほど大事やなって。この2週間を本当に自分の先生、そして自分も納得、満足いくような仕上がりを作り切れば、ライアン・ガルシア相手でも互角以上に戦えると思ってます」と自信を見せた。 午後1時からの会見後の囲み取材では、RIZIN榊原信行CEOがガルシアのファイトマネーについて「二桁億円」と名言。それを受けて「なめんなよって気持ちが大きいです。日本に来て小遣い稼ぎして日本を満喫してラーメン食べて帰るみたいな、そういう気持ちを俺は覆してやりたいと思っています」と、相手のルールでも勝利を追求する。 最後に、ガルシアが会見で「安保と会ったら乳首をつまんでひねってやる」と挑発してきたアンサーとして「試合前にやってきたら俺は両乳首をひねり潰してやります(笑)。試合中だったらむしろやってほしいですね、スキができるので」と笑顔で語った。