金沢学院大附が初勝利 全国高校サッカー PK戦で鹿児島城西を撃破
●創部32年目初出場で歴史刻む 第103回全国高校サッカー選手権(29日・川崎市のUvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)金沢学院大附は1回戦で鹿児島城西と対戦し、前後半0―0からのPK戦を4―3で制し、初出場で白星を挙げた。1993年の創部から32年目で新たな歴史を刻み、イレブンはピッチで抱き合って歓喜に沸いた。2回戦は31日午後2時10分から同会場で帝京(東京)と対戦する。 ●後半一丸で守り切る 前半から金沢学院大附がボールを保持し、決定的なチャンスを迎えるが決めきれなかった。後半は攻め込まれる時間帯が増えたが、一丸となって守り切った。 PK戦は、同点の場面で4人目のDF山下聖真主将(3年)が失敗したが、直後にGK石山アレックス(2年)が気迫のセーブ。最後は鹿児島城西の5人目が外して白星をつかんだ。 Jリーガー時代はGKだった北一真監督は「選手たちは素晴らしいゲームをしてくれた。全国でも十分やれる」とたたえた。 ▽1回戦 金沢学院0 0-0 0鹿児島大附 0-0 城 西 (PK4-3)